
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
屋根や外壁の塗装、10年前ならペンキ塗りと言っていました。
そうです、私たちは町のペンキ屋さんです。
ではどうしてペンキを塗るのでしょうか?
あなたはその目的をご存知でしょうか?
外壁塗装の目的は主に2つあります。
この2つについて書いていきたいと思います。
外壁塗装の目的1:建物の保護
外壁塗装の1つ目の目的は建物の保護です。
あなたのお家を低予算で長持ちさせる方法、それが塗装なのです。
現在の日本において、瀬戸瓦や陶器瓦 タイルやレンガ アルミサッシと塗装の必要ない部材が一部あります。
しかし、それ以外の部分(部材)は殆どが塗装が必要な部材となっています。
建物は1年中、大雨や強風、そして強い紫外線にさらされています。
それらから守る役割をしているのが塗装です。
外壁塗装が劣化し防水性が失われてくると、雨漏りをしていなくても、外壁自体が雨水などにより湿気を吸収して傷んできます。
劣化が進むと外壁塗装を塗り直すだけでは対応できず、リフォームが必要になってくることもあります。
屋根や外壁、雨樋や破風板、軒天、雨戸等を塗装で表面を保護することで長持ちさせているのです。
塗装はこれら各部材の寿命を延ばす為に最も適した方法と私は考えています。
外壁塗装の目的2:建物の美観
そしてもう一つの塗装の目的が美観です。
わかりやすく例をあげるなら、車です。
新車を買って10年間、一度も洗車した事無いよ という人にはほとんど会ったことがありません。
マメな人は毎日、そうでない人は週に1回や月に1回は洗車しています。
ところが、家を新築して10年間 毎年家を洗ってるという人にも殆ど会ったことがありません。
中には、網戸だけ洗っている とか 手が届く所だけ水を掛けてるという人にはお会いします。
やはり、車同様、気になる人は少しでもキレイにしていますが、建物自体を洗っている人はいません。
家は残念ながら、自動車の様に天気の良い日に洗う物ではありません。
ましてやワックスをかける人など殆どいないと思います。
ですが、新築して1年3年5年と経つにつれ、家は段々と汚れてきます。
一般の塗料で塗装してある場合、家は約10年経つと結構汚れています。
この汚れをリセットするというのが美観なのです
美観の部分には保護目的程の重要性はありません。
外壁塗装の目的:まとめ
外壁塗装の目的は2つです。
・建物の保護
・建物の美観
元気で綺麗なお家ですと、外から見た時に気持ちがよくなりませんか?
疲れて帰宅した時も、家がキレイですと嬉しくなります。
塗装によって住む人がイキイキするための魔法があるのです。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次