
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
今回は、壁の中や床下のメンテナンスについてどうしたらいいのか、についていただいた質問にお答えしています。
壁や床下のメンテナンス
質問)「壁や床下のメンテナンス方法を教えてください。」
住宅はメンテナンス次第で長持ちするとよく言われますが、
家の中で一番被害を受けやすいのは、壁の中や床下だと考えています。
そういった床下はどのようにしてメンテナンスをすればいいのでしょうか?
土台を定期的にチェックするにはサイディングを剥がしたり、
壁を破ってメンテナンスをするということなのでしょうか?
回答)「そこまで深刻に考えなくても問題ありません。」
土台のチェックというのは、一般的には無いような気がしますが、お客様が気にされるのはシロアリのことを言っているのでしょうか?
シロアリの対策でしたら、およそ10年に1度ぐらいのチェックをしておけばいいのではないでしょうか。
また床に関していえば、ある程度、床がぶかぶかしてくるようでしたら確認が必要、という認識でいいのではないでしょうか。
それ以外に床の定期的な点検というのは、できないのでは、と私は考えます。
床下に対する専門家の意見
専門家にも確認したところ、床は歩いて確認することと、シロアリ対策を定期的行うことで十分なのではないか、という意見でした。
特に最近の家ですと、床は2重構造になっているので、床がぶかぶかになるということは、あまり考えられません。
また湿気に対する対策もしっかりしていますので、湿気があまり籠らないようにもなっています。
そういった意味では床のメンテナンスについて、そこまで深刻に考えなくてもよく、定期的な点検等の際に、不具合があるようでしたら見てもらう、ということでいいのではないでしょうか?
工務店の10年点検等は義務ではありませんので、定期点検がないケースもあると思いますが、床や壁については、そこまで考えなくてもいいのではないでしょうか。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次