
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
壁塗装終了後、お客様に引き渡す際も、きちんと確認することがお互い必要です。
何か発見した際は、しっかりと指摘することも大切です。
今回は、塗装終了後の確認についてお話しします。
塗装が垂れている?
下の写真をご覧ください。
現場調査をすると、各箇所に塗料が垂れていることがあります。
工事が終わって、お客様に引き渡す前に担当が確認不足によって起こる現象です。
当社でも、職人の工事終了後に担当者が確認した後、最後に私も確認に行きチェックします。
それでも最後にお客様から、ご指摘をいただくことがあります。
これは正直にお話ししています。
ですので、これに関しては当社でも【絶対出さない】とは言いきれない部分でもあります。
ですが極力、塗装が垂れたままで引き渡しすることのないようにしていく、と考え、丁寧な塗装と最後の確認を心がけています。
質問)
写真の黒いポチポチが塗装が垂れているところでしょうか?
回答)
その通りです。
これは外壁を塗った後に、羽子板という屋根の上の部分や雨どいの部分を塗っていくのですが、その時に飛んでしまったペンキではないかと思われます。
ほんのちょっとしたものですが、やはりせっかく塗り替えた壁ですから、お客様は気になりますよね。
それらをなるべく細かくチェックしているのですが、私自身でも、家の周囲を1周回って確認して、2周目回ると見つかる時があります。
見る高さなどによっても見落としが発生したりする、というのが正直な現状でもあります。
なるべく、こういうことがないように最大限の努力をすることに努めています。
施工の違いはどうして起こるのか?
外壁塗装工事においてこのような施工の違いには
・分かっていてやる悪徳業者
・見落として、結果こうなる普通の業者
の2通りあります。
いずれも、適正でない工事であるというのは事実です。
一度不適正な工事をした結果、次の塗装が完全な塗装にならない事があります。
これについては、別途詳しくお話ししたいと思います。
当社が完璧だとはいいにくいのですが、そうなるように努力しているつもりでもあります。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次