
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
今回は窓ガラスの遮熱・断熱について本音でお伝えします。
窓ガラスの遮熱・断熱
窓ガラスに塗る遮熱・断熱コーティングとして「IRUVカットコート」という商品があります。
当社でも取り扱っている商品です。
遮熱塗料や断熱塗料を用いて、屋根や壁に塗装工事を行ったとしても、ガラス、つま り窓からは熱が入ってきます。
そこでその窓から侵入する熱を遮断しましょう、という考えから生まれた商品です。
但しこの塗料、欠点があります。
それは断熱塗料は液体の為、透明なガラスに塗った際に、ほんの小さな汚れがつく可能性があります。
またこの塗料はローラーで塗っていくのですが、ローラーの毛が残ってしまうという点もマイナスポイントです。
長寿命塗装技術研究会のおすすめ
些細なことですが、断熱塗料には美観を損ねる部分が発生してしまうことがあります。
そこで長寿命塗装技術研究会では断熱フィルムを推奨しています。
断熱フィルムの方が、塗料と比較すると安価で提供でき、効果は変わらない点でオススメしています。
通常ですと、遮断熱塗料の遮熱実験を行い、温度の違いを実際に見ていただいています。
実際にご覧いただくことで、体感していただいているわけです。
ただ現在、少々故障しておりまして、体感していただくことができない状態です。
たいへん申し訳ございませんがご了承くださいませ。
資料等はお見せすることはできます。
質問)窓ガラスの遮熱や断熱というのは、みなさん一般的にしているものなのでしょ うか?
回答)正直に言うと、当社ではほとんどやっていません。ただ、窓ガラスの遮熱・断熱をウリにしている業者もおります。
遮熱・断熱の塗料を塗る事で電気代が安くなる、省エネになることをアピールしているわけです。
そういった業者さんは積極的に販売しているようです。
遮熱・断熱商品の真実
遮熱・断熱塗料やフィルムというのは、これを使用して得られるのは、あくまで『体
感』ではないでしょうか?
確実なデータというのは、取りにくい商品である、というのが正直な感想です。
というのも、実際に表面温度が下がったという点に関しては、データでお見せするこ
とができます。
がしかし、塗料を塗ったことで実際に電気代にどのくらい反映しているのか、という
のが見えにくい、というのが本音です。
詳しく説明します。
先程の断熱フィルムですが、少し前まで、1㎡で1万円が相場といわれる料金でした。
すると一般的なふすまと同じぐらいのサイズの窓が2枚で、およそ3万円ぐらいになり
ます。
これが1か所分です。
窓はいくつもありますから、それ以上の金額になるわけです。
すると電気代を考えた時に、実際に金額が見合うのかが難しいところです。
それもあり、当社ではあまり積極的には勧められないという思いでいます。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次