
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
今回は外壁につくコケについてお話しします。
外壁のコケ
質問)
実は我が家では、外壁のコケが気になっています。
壁に緑色のコケが付いている状態です。
あの壁面についているコケは洗って済むものなのでしょうか?
ちなみに我が家は築5年程度ですが、これが洗えばいいものなのか、もしくはそれ以上のことをした方がいいのでしょうか?
回答)
築5年の家ですね。
5年ぐらい前であれば、当時新規で使う壁、サイディングの壁にもカビ止めの効果、つまり薬剤が入っていたと思われます。
ただ、正直にお話しすると、実はコケが生えるメカニズムというのが完全にはわかっておりません。
例えば、外壁の近くに植木があり、その湿気からコケが付いてしまうことが考えられます。
また配管の位置によって、湿気の上がり方でコケが付く事も考えられます。
つまり、一概にどの理由でコケが付くとは言い切れないのです。
外壁の防カビ機能の真実?
今、現在使っている塗料は、防カビ機能、つまりカビやコケなどがつかないように薬品が入ってはいます。
但し、ここだけのお話しですが、以前、専門の方とお話ししたところ、防カビ機能のとしての効果は、持って3年ぐらいでないか、ということでした。
つまり塗料には薬品を入れているけれどもコケが付かないように、きちんと機能するのは3年ぐらいとらしいのです。
外壁の塗装業者さんは10年と言っていますが、そこまでの耐久はないのではないか、というのが専門家の方の考えです。
この専門家とは塗料メーカーさんとは関係が無い方で、たまたまそういった関係のお仕事をされている、という方でした。
その方のお宅の塗装をした際に、薬品の機能としては3年ぐらいというお話しを聞ききました。
最近の塗料でいうと、コケ等が生えることができないような強力な塗膜という商品があります。
ただ、この商品は考えられないぐらい高額な商品となります。
お見積の際には、一応ご提案はしておりますので、選択することはできます。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次