
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
今回は、外壁塗装の訪問販売のよくある営業トークについてお話しします。
良くも悪くも知っておいてほしいことばかりです。
訪問販売よくあるトーク3つ
外壁塗装の訪問販売でよくあるトークを3つ挙げてみました。
あなたも一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
1、外壁ひび割れトーク
このまま放置すると、水漏れや腐食の原因となりますよ。
→だから今すぐ!外壁塗装をしないといけませんよ。or外壁塗装をしましょう!
2、地域キャンペーントーク
キャンペーンにつき、モデル工事を募集しています。今日お申込みいただければ特典として、100万円、お値引きさせていただきます。
→日中でご主人が留守の場合でも、夜間の再連絡もしくは再訪問をしますので、今決めましょう!
3、足場値引きトーク
もうすぐ近所での工事も終わりますので、今なら工事用の足場運搬費用や燃料費が必要ありません。そのまま足場を使う事が出来ます。
→近所で外壁塗装をしている○○社なので、安心ですよ。
訪問販売のよくあるトークの本当?
先程の、よくあるトークですがどれもが正しいように聞こえます。
とはいえ、営業マンのトークですから全部信じてもいけないような気がなんとなくしませんか。
それぞれにおいてこんな解釈ができます。
1、外壁ひび割れトーク
確かにひび割れ自体を放置するのは、よくありません。水漏れや腐食の原因ともなりかねません。
問題は、どの場所にひび割れができているのか、どの場所だから今すぐの塗装工事が必要なのか、をしっかりと説明できるかです。
急いだ方が良いひび割れとそうでないものがあるのです。
とはいえ、ひび割れについては、概ね、納得がいくと思います。
2、地域キャンペーントーク
これは、まあまあ耳にするトークです。実際にここ、水戸でも3社ほどこのトークをしているようです。
このトーク、すごくお得な気がしますが、よく考えてください。
そもそも外壁塗装はだいたい100万円ぐらいはかかる工事です。
にもかかわらず、そこから100万円を値引くということは、最初から100万円ほど上乗せされている、と考えざるを得ません。
3、足場値引きトーク
これもどこかで工事をしていれば、近隣の方々に言って回れるので、よく聞く訪問販売のトークと言えます。
実際に、先日2軒隣で塗装をしていた業者さんが、似たようなトークをしていました。
このトークは、割と信じてしまう人が多いようなので、解説します。
例えば、ある家の工事が終わり、2軒隣の家が次の工事先だったとしましょう。
最初の家の足場を解体して、解体したもののを手で運ぶかというと、そんなことはありません。
1本1本、手で運んでいたら、工事期間はどんどん長くなります。
つまり、そんな近い距離であったとしても、一度トラックに乗せて運搬するのです。
2軒隣ですから、ガソリン代は多少安くはなりますが、実際にはその程度なのです。
訪問販売の営業トーク:まとめ
訪問販売のよくある営業トークについて、ご理解いただけたでしょうか?
営業マンも、お客様が納得するようなトークをあの手、この手でしてきます。
ぜひよくある営業トークについて覚えておいてください。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次