
長寿命塗装技術研究会の栗山です。
茨城県水戸市から外壁塗装を中心に、大切な住まいで長く暮らすための秘訣をお届けしています。
今回は、外壁塗装の訪問販売をきちんと断ることについてお話しします。
訪問販売とストレス
多くの一般消費者の方は、訪問販売の業者と会うだけ、電話勧誘業者と電話だけでもストレスを感じてしまうのではないでしょうか?
私自身も、会社の電話を転送していますが、お客さんからの電話よりも営業電話の方が多いという日常です。
ですので、こういった営業がストレスに感じる気持ちはよくわかります。
あまりに営業電話が多いので、最近は会社の電話の転送を別の人にお願いしたくらいです。
一方で、事業者としてはお客さんの満足を追求する必要があります。
この気持ちも、経営者としてはよくわかる、というのは事実です。
とはいえ近年の傾向として、社会全体が訪問販売という営業手法を求めていません。あまり喜ばれるものでもなくなりました。
とすると一般の消費者にとって、訪問販売はストレス以外の何物でもありません。
そういった考えが私の根底にありますので、当社は一切訪問販売はしておりません。
訪問販売を断る
そんなストレス満載の訪問販売ですが、その対策としては『しっかりと断る』ということがまずは一番です。
先程も少しお話ししたように、業者はお客さんに塗装工事をしてもらうことで、建物の美観や保護の役目を継続できるため、お勧めするという考えがあります。
そこでハッキリ断られると次の訪問はしないのです。
これは、訪問販売で消費者が拒絶の意思を示せば、業者は勧誘を続けたり、再度の訪問をしてはならない、という法律があります。
実際に悪質と判断された業者は1年間の業務停止命令が下りることもあります。
残念ながら、このようなケースをまだ見た事がありませんが・・・。
しっかりと断ることで、次回の訪問はなくなりますので「今、急いでいるから」「家族が不在だから」といった曖昧な返事ではなく、
「ウチは不要です」
とハッキリ断ってください。
とはいえ、そういっている私も断ることが苦手なので、営業電話にはでない、という方法を取っていることも多くあります。
ですので、断る事が苦手な気持ちもよくわかります。
当社の営業の場合
訪問販売は一切しない当社ですが、お見積の依頼をいただいた時は、お客様に見積書を持ってお話しに行きます。
しかし、それ以後の営業電話等は一切しません。
お客さんからの連絡を待つ、のみです。
これは見積書を持参した際に、お客様にお伝えしています。
そのため「連絡がないから、他社に依頼した」と言われることもありますが、「しつこい電話勧誘がなかったからお願いすることにした」といって選んでくださる方もいらっしゃいます。
長寿命塗装技術研究会 栗山勇次